皆さんは旅に出たくありませんか?
風の吹く草原をバイクで走ったり、森の道端で焚き火をしながらおにぎりを食べたり。どうですか?旅に出たくありませんか?
ですが、時間や費用を考えるとなかなか行動に移すことが出来ませんよね?
キノの旅
キノの旅2 the Beautiful World
作品名の通り、主人公キノが一人旅をする話です。
行きたい所に、気が向いたまま行く。そんなキノの旅に憧れて私も旅に出たいと思いました。
貴方は旅に出ることが出来ますか?
![朝日](https://socha-blog.com/wp-content/uploads/2020/01/winding-road-1556177_640.jpg)
ですが、残念なことに私は、旅に出ることが出来ないんですよ。
喋る”モトラド”を持っていないからです。
先ほど、キノが一人旅をしていると言いましたが、キノの他にもう一人、いや、もう一台いるんです。
それが相棒のエルメスです。エルメスはモトラドでなんと喋るんです。
エルメスはとても博識で旅の助言をいつもキノにしています。
そんなエルメスを持っていないのですから、キノのような旅が出来るはずはありませんよね。
ですが、「キノの旅」を読んでキノと一緒にその世界を旅することが出来ます。
見所
![カメラマン](https://socha-blog.com/wp-content/uploads/2020/01/photographer-865295_640.jpg)
キノの旅の世界では、日本など実在する国は出てきません。
「魔法使いの国」「本の国」「嘘つきの国」などがあります。
その中でも特にこの本を読んで心に残っている本が「優しい国」です。
特にめちゃくちゃな評価だった国がこの優しい国です。
「あの国には絶対に行かないほうがいいよ」
「旅人に対してあまりに冷たい」
このように散々な評価を受けている国ですが、皆さんが旅人ならそんな国に行ってみたいですか?
私ならそんな国に行きたくないです。
どうせ行くのなら快く歓迎してくれる、そんな国に行きたいですよね。
キノがその国に行くと決めた時には、
「止めた方がいいって!」
と叫んでいました。
ですが、キノは勇気と好奇心を持って行ってみることにしたんです。
いざ、優しい国についてみると意外にも歓迎されます。
キノは、自分に国に滞在していいのは、3日間だけというルールを科しています。その国の特徴がわかるのと、その国に住みたいと思ってしまうギリギリのラインが3日間だからだそうです。
キノは、そのルールを破ってしまいたいと思うほど楽しい時を過ごしました。
ですが、いざ滞在しようとするとみんながみんが口を濁します。
結局、滞在することは出来ませんでしたが、出国する際にお弁当を渡してもらえます。そのお弁当の中に一通の手紙が入っているんです。
その手紙の中に、「優しい国」の人たちが国に滞在して欲しくなかったかが書かれているんです。
私はこの本を読んで、まるで長期の旅に出たような気分になることが出来ました。本のことを思い出すたびに、旅の思い出に触れているようでした。
最後に、なぜ散々な評価なのに「優しい国」なのか。
それは、ぜひ読んでみてください。
1巻から読みたい方へ
2巻からでも十分に内容を理解できますが、もし1巻から読みたいと思う方がいましたら、下にリンクを貼っておきますね。
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