自分は常々、行動力が無い人間だと思いませんか?
行動力が無い人は、自分に対して過保護すぎる。自分に毒を持ち、厳しい環境に置くべき。
岡本太郎さんの人生経験から学ぶ、人の生き方。
これを読めば、あなたの人生の捉え方にガツンと衝撃を与えてくれること間違いなし。ちょっとした待ち時間でも、ふと自分の人生を考える。
著者:岡本太郎さん
「自分の中に毒を持て」
最初に断っておきますが、文章が難解です。
文豪作品のように難しい言葉が連発で出てくる訳ではありません。著者の考え方が、深すぎて、跳ねすぎていて、思想を理解するまで時間が掛かります。
何度か読み返している私でさえ、この本はどのような本かと聞かれると、読むたびに感想が変わります。それを踏まえた上で、ぜひ読んでほしい。
自己啓発系の本を読んでみると、だいたい同じ内容ですよね。
はいはい、またこの内容ねって思うことがしばしばあります。
しかし、この本は違います。
他の本とは真逆のことが書いてあります。
「人生は積み重ねではなく、積み減らすべきものだと思う」
「出る杭が打たれるなら、打ってみろと突き出す」
「矛盾で結構。むしろ矛盾を突きだせ」
常に自分を厳しい環境に起き、周りの理不尽に反発しながら自己表現を追求するからこそ、自分というものが出てくる。
間違いなく、新しい発見があります。
この本を完璧に理解することが出来なくても、岡本太郎さんの豊かな人生経験から様々な場面で説明しているので、自分と置きかえてみると理解しやすいです。
- 何をして良いかのか分からない
- 恋愛
- 虚しい
- 続かないんじゃないかという心配
などなど他にも様々な場面が出てきます。
その場面ごとに、岡本太郎さんの思想からでる決断や行動に驚かされます。
行動力が無いひと、消極的な考え方の人、衝撃を味わいたい人は必読本です。
少々古い本ではありますが、現在でもバリバリに人生の役に立つ本です。
現在プログラミングスクールを経営している、マコなり社長もこの本は人生への影響度がナンバー1と語っています。
現代人には衝撃的な内容の本です。
ぜひ読んでみてください。